著者 | 高井伸夫、宮里邦雄、千種秀夫、岡芹健夫 |
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出版社 | 経営書院(産労総合研究所) |
初版発行日 | 2013年5月23日 |
サイズ | 四六判 |
ページ数 | 362頁 |
本体価格 | 1,900円(税抜) |
ISBN | 978-4-86326-149-5 C2032 |
内容紹介
労使の弁護士が説く重要22判例の論点と現代的意義。判例を若干入れ替えた改訂版。
⇒ 参照:第1版(2010年5月発行)
目次
改訂版まえがき(岡芹健夫)
まえがき(髙井伸夫)
略語一覧
発刊によせて 労働判例の意義・機能と立法の時代の労働法(荒木尚志)
最高裁労働判例の歩みと展望——-最高裁重要労働判例22選
労働側からの視点(宮里邦雄)
使用者側からの視点(髙井伸夫,岡芹健夫)
コメント(千種秀夫)
1労働基準法上の労働者 [藤沢労基署長事件]
2労働時間概念 [三菱重工業長崎造船所事件]
3時間外労働義務 [日立製作所武蔵工場事件]
4過労自殺 [電通事件]
5配 転 [東亜ペイント事件]
6出 向 [新日本製鐵事件]
7私傷病休職者の職場配置 [片山組事件]
8産後休業等と賞与算定の際の出勤率 [東朋学園事件]
9長期年次有給休暇の指定と時季変更権 [時事通信社事件]
10整理解雇 [あさひ保育園事件]
11有期労働契約の雇止め [日立メディコ事件]
12会社分割と労働契約の承継 [日本アイ・ビー・エム事件]
13偽装請負と黙示の雇用契約の成否 [パナソニックプラズマディスプレイ事件]
14懲戒事由の追加 [山口観光事件]
15就業規則の周知義務 [フジ興産事件]
16就業規則による労働条件の不利益変更 [みちのく銀行事件]
17労働組合法上の使用者 [朝日放送事件]
18労働組合法上の労働者 [INAXメンテナンス事件]
19組合併存下の中立保持義務 [日産自動車事件]
20労働協約の書面性要件 [都南自動車教習所事件]
21労働協約の規範的効力 [朝日火災海上保険事件]
22労働委員会による救済命令制度の意義 第二鳩タクシー事件]
社会の動向と労働判例の変遷・役割
労働判例の意義と役割およびその限界(宮里邦雄)
賢者の下す感動を与える労働判例(髙井伸夫)
労働契約関係を取り巻く諸条件と労働判例(岡芹健夫)
労働判例の変遷と発展(千種秀夫)
《資 料》 図表(各事件の係争期間と社会の動き)
あとがき (宮里邦雄)
著者紹介