【第3回】朝倉千恵子の<出逢いの質が人生の質> 初めての司会

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第3回 初めての司会

 

 

こんにちは。朝倉千恵子です。

 

ある年、高井伸夫先生から記念行事の司会依頼をいただきました。

 

その舞台は、毎年恒例で年末に、

高井・岡芹法律事務所が主催している大事なイベントです。

 

当日、会場には400名近い方々が集まっていました。

 

その時は、41回目の年末講演会。

ということは、41年間続けているということです。

 

参加者のほとんどが、60歳を超えている、人生の大先輩方ばかり。

有名企業の顧問、相談役、現役社長様がたくさんご参加されていました。

 

その時私は50歳。

司会を務めるのは初めてのことでした。

 

自社主催とは全く違うプレッシャーを感じ、緊張して数日間眠れませんでした。

 

「選んでくださった高井先生の期待に応えなくては、恩返しをしなくては。」

などと、主役ではないにも関わらず、会場の誰よりも緊張していました。

 

人前に立って話をする仕事をしているにも関わらず、

実は私は、今も昔も、とても緊張する性質で、ものすごくビビりなのです。

小心者で臆病だからこそ、それを見せないように必死に努力してきました。

 

結婚式のスピーチも胃が痛くなるほど緊張します。

当然ながら、初司会もとてもドキドキしていました。

 

恐怖で逃げ出したくなる自分を奮い立たせながら、

「未熟であっても今できる最善を尽くすのだ」と、持てる全てをぶつける覚悟で挑みました。

 

その一回はその場のみ、やり直しなどできない。

 

だからこそ一回一回が真剣勝負。

真剣勝負で全力投球することこそが、

司会を任せてくださった高井先生の想いに応える方法だと思い取り組みました。

 

私の全力投球が伝わったのか、会場にいらっしゃる方々からは

 

「司会、いいね。元気だね。」と言っていただきました。

 

正直に申し上げると、決して上手な司会ができたとは言えませんでした。

とはいえ全力で取り組むことで、こうしてお褒めの言葉をいただくことができ、

後に、たくさんの課題に気付くこともできました。

 

もっと抑揚を出して

もっと感情を込めて

もっとアドリブを入れて・・・

 

あれやこれもできたのではと後悔や反省も尽きませんが、

未来のための改善点が見つかったことも含めて、やはりいい経験ができたと思います。

 

人間は最初から完璧などない

経験を積み、反省し、繰り返し練習を重ねだんだんうまくなっていく。

 

場数を踏み、くり返し実践することの重要性を、身をもって学んだ一日でした。

 

実は最初に、この司会のお話が来たとき、私はお断りしようと思っていました。

高井先生には自分の得意分野で恩返しがしたいと申し出たのです。

 

「司会はプロの人がいます。私は未経験であり、

もっともっと上手なプロの司会者に任せたほうがいいのでは・・・」と。

 

ところが、高井先生からは、

「司会は朝倉さんにお任せします。

今までもプロの司会を依頼したことはありません」とのお答えが。

 

そのとき初めて分かりました。

 

先生は、プロの司会者を探しているわけではない。

私を皆に紹介しようと考えてくださっているんだ。

 

きっと、私にその役割を任せることで、顧問先の方々に

こんな人もいるんだとTアップするきっかけを作ってくださろうとしているんだ、

と気づきました。

 

私の予想は的中しました。

 

当日、高井先生は体調が優れない中、

講演会の最初から最後まで最前列でご参加されていました。

 

主催者を代表とする挨拶では、立ちっぱなしで30分以上もお話をなさっており、

会場の全員がビックリするほどの元気なお姿を見せてくださいました。

 

実はこの時、進行時間を大幅に超え、

第二部の開始時間もゆうに過ぎていました。

 

そんな中、先生は、

「事務所のPRもしなきゃね・・・」

とおっしゃいながら、最後に私のことを皆の前で語ってくださいました。

 

時間も押しており、きっと司会までの紹介はないと思っていました。

にも関わらず、先生は

「今回司会をお引き受けくださった朝倉さんは・・・」と話始め、

 

「たゆまぬ努力とチャレンジの人。

かの有名な地獄の特訓でトップの成績を上げた営業の天才。

 

創設8年の会社ではあるが、企業研修のリピートはこのご時世になんと95%。

この実績からもいかに満足度の高いセミナーを提供しているのかが

おわかりいただけると思います。

 

女性限定の「トップセールスレディ育成塾」も行っており、

その受講生は1400名を超えている。

 

どのような事業体であろうと、販売即経営の姿勢が大事。

 

ぜひ、社員教育で悩まれている方は、

株式会社新規開拓に相談されてみてはいかがでしょうか?」

と、しっかりPRしてくださいました。

 

私は、その時

高井先生との出逢いから今日までを振り返り、

本当にありがたいな・・・と心底思いました。

 

「お宅の社員は無能・・・」とまで言い放たれた方が、

それから6、7年が経ち、

弁護士の先生方に「新規開拓の社員の方々から意見を聞きなさい、学びなさい」と

言ってくださるようになりました。

 

胸が詰まりそうになりました。

 

高井先生は、確実に成長したわが社の社員を認めてくださっている。

努力を認めてくださっている。

 

とても嬉しいお言葉でした。

 

苦手意識のあった司会にチャレンジする機会を頂いたことで、

貴重な出逢いをたくさんいただくことができ、ビジネスチャンスも生まれました。

 

まさに、「向き不向きより前向き」!

私が信条としていることを実践できた機会でした。

 

そして、もう一つ。

講演会が始まる前にご挨拶にいった際、先生は一言、こう仰いました。

「謙虚にね・・・」

 

高井先生のこの一言があったからこそ、

この日頂いたたくさんの貴重な出逢いを、

ご縁としてつなげることができたのかもしれません。

 

驕らず、謙虚に。

 

今も、そしてきっとこれから先もずっと、私の胸に深くしみ込んでいるお言葉です。

 

株式会社新規開拓
代表取締役社長 朝倉千恵子

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