【歴訪記】北京~内モンゴル(3)+付録

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2013年12月28日(土)9:08(現地時間)
ハワイ州・ホノルル
KCC(カピオラニ・コミュニティーカレッジ)
ファーマーズマーケット(朝市)にて撮影
ハワイ州の州花ハイビスカス



今回は、北京~内モンゴル訪問時に現地案内をしてくれた、髙井・岡芹法律事務所 北京代表処のカウンセル・包香玉先生が手記を2つ寄稿してくれました。ご紹介します。


◎2013年12月13日付歴訪記(1)http://www.law-pro.jp/weblog/2013/12/post-104.html
◎2013年12月20日付歴訪記(2)http://www.law-pro.jp/weblog/2013/12/post-106.html 


[子供のころ見た内モンゴルの空と花]


モンゴルの空は高く、星は明るい。中でも星空が一番綺麗だ。夜、満天の星空を見上げると、宇宙がどこまで続いているか、空はどこまで高いかと問いたくなる。そして、みるみるうちに星空が地面を覆うように感じられ、地球はこんなに小さかったのかと思わずつぶやいてしまう。

草原の空は穏やかで変化に富んでいて、時間ごとに異なる状態を呈する。朝の4時になると、空は暗いままではあるが、一つまた一つと浅く白い光が天幕から優しく淡く大地に差しかかる。初め静かで暗くはあるが、千の馬が草原を走るが如く、力強く湧き上がるような劇的な変化を感じさせられる。この時の草原は一番ピュアで一番清新、生きる意味はこの純粋な世界と新鮮な空気を味わう為にあるのだと思うようになる。


東からだんだん黄色い光がさし、太陽が昇り始める。人々は部屋から出て朝食をとり、一日の仕事の準備に取り掛かる。野に咲く小さな花には朝露が降り、大地の呼吸を感じながら、やがて穏やかな一日が始まる。


太陽が更に昇り明るく大地を照らせば、羊、牛の群れと牧民が自然の中で美しい絵になる。あるときは晴天万里、あるときは白い雲が穏やかに流れる。


夕方になると夕焼け雲が現れ、西の空が赤く染められ、人々の家路を照らす。一日の始まりも終わりも自然がくれた優しさ、美しさに癒され命が永遠と続く。


草原の花は、地味で小さい。その存在すら人に忘れられてしまう程だ。地方によって空の果てまで野一面に咲く小さな花もあれば、各々の場所で群がって咲くものもある。それらは色鮮やかではないものの、命の力強さと大地の広さを物語ってくれる。黄、藍、白、赤など数多くの色があるが、異なる色で同じところに咲くことは少なく、そこに決してお互い一番を争わない品の良さが感じられる。稀に赤に染まりすぎている花もあるが、それも花びらから根まで食べられるものであって、決して見かけのみで人の関心を乞うものではない。


緩やかで穏やかな空とこの穏やかさを妨げない花は、大自然からモンゴル草原への贈り物で、それが優しくて争いごとを嫌う民族を育てているのだと思う。



[内モンゴル旅行の感想]


◆内モンゴルの人々


内モンゴルの人々は優しくて心が温かかった。


8月10日(土)の午後ホテルに着いたとき、内モンゴル万佳食品有限会社の佟広遠様が既にホテルで待っていて下さった。モンゴル人の習慣に従って、おいしいモンゴルしゃぶしゃぶをごちそうして下さった上、万佳有限会社及びウランホト、阿尓山(アルシャン)についてもいろいろと教えて下さった。


旅行ガイドの劉ヘイ様も素朴で仕事熱心で、他人にやさしくとてもいい方だった。おかげさまでとても楽しい旅ができた。


旅の終わりにも旅行会社の総経理の施艶波様に空港まで送っていただいた。施様は旅行会社を経営している方であるが、他の商人と違って内モンゴル人の素朴さと温かさが感じられる方だった。


日本人は他の民族よりモンゴル民族が好きだという、その理由が少しわかった気がする。



◆内モンゴルの天気


ウランホト空港は緑の平地にある小さな空港だったが、飛行機を降りたときは空の高さ、青さ、大地の広さ、美しい緑に感動した。天気予報によるとずっと雨が続いていたそうだが、この日はいい天気に恵まれ、青空の下緑に囲まれ、風が運ぶ草と土の匂いが混ざった新鮮な空気を味わうことができて最高だった。


阿尓山の天気も素晴らしかった。朝晩と昼の気温差が大きく、周りの山と森、水のおかげで、昼も北京や日本のような蒸し暑さはなかった。



◆阿尓山を観光


阿尓山とは、モンゴル語で「泉」という意味で、阿尓山の泉は、神様が下さった神水と言われている。阿尓山の人口は6000人強だが、癌患者と血管の病を患った者が一人もいないそうだ。ホテルの蛇口からも泉の水が出るのでそのまま飲用しているとのこと。実際に飲んでみたところ、北京等で販売されているボトルに入っている水より美味しかった。しかし残念ながら、飛行機に乗ったとたん、阿尓山の水ではなく北京の水が提供されていた。


阿尓山の温泉は中国で一番有名な温泉である。歩けない患者さんが阿尓山の温泉で20日間療養すると歩けるようになると言われている。阿尓山温泉博物館は温泉地の上にそのままつくられた施設であり、30以上の温泉が湧いているそうで、それぞれの温度と効果も異なるようだ。温泉に入ったら、疲れと肩の凝りが取れた。


阿尓山は山紫水明で人が優しく、現代的開発がされていない自然の美しさが残っていた。また都会の忙しさ、ストレス、悩みなどを全部癒してくれる最高の場所だった。


旅の終わりには、高井先生に最高でしたよとお声掛け頂き、気に入っていただけて本当に良かったと思った。





【付録】我慢して努力すれば必ず成功出来る
~髙井先生と親方を訪ねるシリーズ その2~


築地双六館 館長
公益社団法人全国求人情報協会 参与
吉田 修


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2013年12月7日(土)に髙井先生のお誘いで、武蔵川親方(元横綱武蔵丸)ご夫妻、部屋の4人の力士、マネージャー、金谷美術館鈴木裕士理事長ご夫妻と食事会を行いました。


実は髙井先生と角界の親方を訪ねるのは、2002年(平成15年)8月に二子山部屋の横綱貴乃花の稽古見学以来11年ぶりです。ゆえに、「シリーズその2」なのです。


2011年(平成23年)2月、第57代横綱三重ノ海の引退に伴い、弟子である武蔵丸が武蔵川の名跡を継承、本2013年4月に新小岩に部屋を設立されました。武蔵川親方(武蔵丸)は幕内優勝12回、ハワイ出身で、現在は帰化し「武蔵丸光洋」が本名で現在42歳。人柄は温厚で明るく、とてもユーモアがありで、日本と奥様を愛し、相撲を愛しておられます。


現役時代は、アメフトの技術を応用した安定感のある突き押しを武器に、幕内時代は対戦相手を土俵際まで吹っ飛ばす事もあったほど。 入門前に痛めた怪我を除けば、大きな怪我も無く安定的な成績を残し、時代は貴乃花、若乃花、曙など実力者がひしめく中、14年間で通算連続勝ち越し55場所(歴代1位)などを記録しました。


お弟子さんはみな若く、一番上位の武蔵国(フィアマル ベニタニ君)でもまだ序二段です。女将さんは今はタレント&歌手の小錦のバックフラダンサーを務めていた方です。明るく、とても気遣いのある超美人の奥様です。



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髙井先生が角界関係者のパーティーで女将さんを見て、「この人は面白い!」と直感して、親方ご夫妻との親交が始まったそうです。武蔵川親方は、いつものおとぼけキャラ丸出しで弟子にも優しく、自分の食事を度々弟子に分けておられました。武蔵平(森宗順平君)は、広島の広陵高校出身で甲子園に2度出場した投手です。残念ながら、肩を壊して角界入りしました。甲子園投手で相撲取りになった人はいないのではないでしょうか。頑張ってほしいものです。


武蔵川親方との会話をご紹介します。


Q: 横綱になるには何が必要ですか?
A: すべてだよ。何か一つ欠けても横綱にはなれない。我慢して人間努力すれば、必ず成功出来る。


Q: 稽古では弟子に胸を貸しておられるのですか?
A: そう。 毎朝ぶつかり稽古やってるよ。弟子が少ない分、稽古の生産性が高いんだ。


Q: 確か入幕以降、一度も負け越しがなかったと思いますが?
A: よく知ってるね。入門してからでも1度しか負け越していないよ。横綱になった力士で、幕内以降全部勝ち越したのはボクだけよ。何回も優勝するより難しい。


Q: お酒を一番飲んだのはどれくらいですか?
A: ヘネシー16本だよ。現在は控えているけどね。お酒を飲むと筋肉が固くなり、翌朝の稽古に影響が出てしまう。


Q: 食事は日に2回ですか?
A: そう。朝食べると稽古で全部吐いてしまう。特に、夏の名古屋場所の稽古は大変だ。朝食べていなくても吐いてしまう。でもボクは一度も吐いたことがないよ。これも自慢。


Q: 最近、ハワイ出身力士が少ないようですが?
A: 外国人力士は各部屋に一人だけと制度が変わった。この影響が大きい。後は給料の価値の違い。モンゴルでは1万円あれば、1年暮らしていける。入幕できなくても帰国すればリッチになれる。ハワイではそうはいかない。


Q: 以前アームレスリングの世界チャンピオンに勝ちましたよね?
A: そうそう。はじめてやったので、最初はこつがわからなかった。 2回やって1回勝った。チャンピオンはそれまで無敗だったので驚いていたよ。一緒に世界を回らないかと言われたけど断った。


Q: 吉田さん、後援会入ってよ。
A: わっ、わかりました・・・!
(がぶり寄りで親方の勝ち。後援会に入ることになりました。)


“まことに小さな部屋が開化期を迎えようとしています”
(どっかで聞いたような・・・)
皆様、是非武蔵川部屋の応援をよろしくお願いします。

詳しくはWEBで。http://musashigawa.com/


「シリーズ3」は11年後の2024年です。私の郷土島根県の力士である隠岐の海が親方になった頃に、まだまだ元気溌剌であろう髙井先生とご一緒に訪問したいと思います。


湯気が立ち汗が冷たい寒稽古


~ 吉田様、ご寄稿ありがとうございました。なお、2014年2月8日(土)午前9:00~11:30に、武蔵川部屋の朝稽古の見学会を開催する予定です。

詳細・お申込み方法は、1月15日(水)配信予定の当事務所メールマガジン(http://www.law-pro.jp/mail-magazine.html)にてお知らせしますので、ふるってご参加ください。

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