2013年7月のアーカイブ

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2013年7月18日(木)東京都目黒区中目黒公園にてダリアを撮影
花言葉:「移り気」「華麗」

 

 2013年7月5日(金)、19:30~20:35の1時間余、愛知県名古屋市天白区にある有限会社ガナス研修センターにて、フレンズ・ホールディングス株式会社主催セミナーで講演をいたしました。テーマは、<美容室の営業に求められる「リーダーシップ」とは>でした。

 

 フレンズ・ホールディングス株式会社は、名古屋を中心に美容院等の運営をしている企業です。同社の代表取締役 渡部行雄様は、本2013年12月6日(金)の高井・岡芹法律事務所主催「年末講演会」で司会をつとめていただく株式会社クレース・プランナーズ代表取締役正門律子様にご紹介いただき、今回、出講のご依頼をいただき、喜んでお引き受けしました。セミナーには、同社の美容院の店長職をつとめている方々10数名がご参加くださり、熱心にご聴講くださいました。

 

 講演内容の骨子は、(1)リーダーシップを考える、(2)リーダーシップの根源、(3)部下・従業員への指導・教育、(4)業績の向上を目指す、(5)日本の代表的グローバル企業の問題意識、(6)美容室に関する厚労省ワーキンググループにおける配布資料の紹介、の6項目で、このレジュメに沿って事前に募っていた質問にも回答するかたちで講演をいたしました。

 

 セミナー後のアンケート結果を、今後の講演の貴重な参考資料とするべく見直したところ、聴講者のみなさまからは、特に、冒頭でお話した「3連勝主義」についての話が参考になったとのご意見をお寄せいただきました。

 

 「3連勝主義」とは、私がたびたび講演でご紹介してきた話です。私は、人事・労務の企業側の代理人として、数多くの企業の再建にも携わってまいりましたが、そのような企業においては、きまって企業全体の士気が萎えているものです。そこで、企業再建という「挑戦」への意欲を鼓舞するために、打ち出したのが「3連勝主義」というものです。

 

 挑戦するためには、まず、勝つことの喜びを実感しなければなりません。そこで、勝てる目標だけ3つ立てて、毎日3連勝、あるいは毎週3連勝することを続けます。期間はどのように設定をしてもよいでしょう。途中で1敗してしまったらまたはじめからやり直します。そして、3連勝を3回繰り返したら、残りの2つの目標について、順に、3連勝を目指して努力するのです。3つの目標について3連勝を3回達成したとき、かならず「勝ち癖」が身についているでしょう。

 

 孫武(紀元前535年~没年不詳)の作とされる兵法書『孫子』の有名な言葉「敵に勝ちて其の強を益(ま)すと謂ふ」にあるとおり、どんな小さな目標であっても、3連勝を繰り返すことで「勝ち癖」がつきます。そして、その勢いを持って本丸攻撃に移るのです。

 

 その他にもレジュメに沿っていろいろなお話をいたしました。今回の講演が、聴講者のみなさまのリーダーのあり方について考えていただくための一助になれば幸いです。なお、時間の都合で、細部に亘るお話ができず、この点は次回以降の課題としたいと思います。

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 2013年7月7日(日)10:07 栃木県大田原町常敬寺にてユリを撮影

 

 前回(7月12日付記事)に引き続き、風戸農園のお野菜について、皆さまから寄せられた感想・評価をご紹介します。

 


株式会社新規開拓 代表取締役社長 朝倉千恵子様>

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 昨日、風戸農園様から新鮮なお野菜がたくさん届きました。本当にありがとうございます。

 タイミングよく昨日は社に戻れたことで、送ってくださったお野菜の丁寧な梱包も拝見できました。新聞紙を開く瞬間のワクワク感も味わうことができました。わが社の社員も皆歓声をあげていました。

 今朝早速大きなイタリア大根を頂きましたが物凄く甘いのです。大好きなグレープシードオイルと塩だけで頂きました。本当に甘くってとっても美味しいのです。体が喜ぶとはこのようなことを言うんだなと実感しました。

 出張が多い私は外食が多く新鮮なお野菜を食べる機会がほとんどありません。だからこそ嬉しさは百倍です。ありがとうございます。


 

 朝倉様の経営する株式会社新規開拓では、いただいた胡蝶蘭が何度も咲き、そして咲き続け、3年が経っているそうで、これは、「必ずまた綺麗な花を咲かせたい」「絶対に枯らせないようにする」という強い思いを持って、つまりまさに「気」を入れた手入れを施されているから故のことであると思います(詳しくは6月14日付け記事「「花」(番外編)胡蝶蘭(後半)」をご覧ください)。朝倉様の胡蝶蘭に対する想いは、風戸農園の野菜に対するそれとよく似ていると思います。

 

 花や、野菜という植物も、わたしたち人間と変わらない、いのちです。先日のブログでも書きましたが、生花店、野菜を育てる農家が、利益を上げるためだけに植物を扱うのではなく、まさに「気」を入れた手入れを施し、美しい花、美味しい野菜と、それに彩られた感謝、いたわり、愛情というあたたかなこころを、わたしたちに届けてくれることを願っています。

 

 株式会社新規開拓の皆さまからも、コメントをたくさんお寄せいただきましたので、紙幅の都合からほんの一部になってしまいますが、下記にご紹介します。

 


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人参は洗ってそのままガブり!
人参の葉っぱは、ごま油で炒めて、鰹節(本当は小エビ)と塩を少々、軽く炒めた後に、味噌と最後に醤油で香りづけして、ご飯にパラリと入れます。
男のフリカケです!
人参も生でも臭さが無く、美味しかったです!
葉っぱも苦味が何ともお酒に合い、最高でした。
ご馳走さまでした! (濱園 命様)

 

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食卓が鮮やかに、心と身体が豊かになりました。
ニンジンやキャベツはとても濃い味、何と言ったらいいのかわかりませんが、ちゃんとニンジンの味、キャベツの味が‥‥して、栄養をバリバリと一気に食べている満足感がたまりません。
白いかぶ?は、カプッとかじった時の、ジュッとした水分にビックリしてしまいました。果物みたいです!!ありがとうございました!(小林 尚子様)

 

 

 

 <自然農園 風戸農園を応援する会>

 入会お申込み用紙はこちらからダウンロードできます。 ご興味のある方の入会をお待ちしております。

 

IMGP0912.JPG2013年7月3日(水)東京都世田谷区鳥山川緑道・北沢川緑道にて撮影

 

 さて、6月28日付記事で、5月19日(日)に、千葉県若葉区小間子町にある風戸農園にて、第1回「野菜を愛する風戸農園の会」が開催された旨のご報告と、「自然農園 風戸農園を応援する会」会員募集についての記事を掲載しました。

 

 私は、折々、風戸農園の野菜を、懇意にしている方々にお送りし、風戸農園で育つ野菜の素晴らしさをお伝えしています。今回から2回にわたって、風戸農園の野菜について寄せられた感想のうちいくつかを、ご紹介したいと思います。

 

 なお、コメントをくださった皆さまは、食べ物に敏感でこだわりのある方々ばかりですが、このような方々からも驚くべき高評価を得ている点にも、注目していただきたいと思います。

 

 

1)川口 彩子様からのご感想

 川口様は、マクロビオティックの真の実践者の一人です。卵は食べない、牛乳は飲まない等々、一般の人々のものとはかけ離れた食生活を、ご家族そろって実践されています。私は、マクロビオティックこそ、人間として正当な食事方法の一つだろうと思います(マクロビオティックについても、いつかブログに書きたいと思っています)。

 

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 この度は素晴らしくワイルドで新鮮なお野菜を有難うございました!
 とても香りが高く、新聞紙を開いた瞬間にエネルギーの高さを感じ、感激いたしました。
 そしていかに愛情を込められ、丁寧に正しく栽培されたお野菜かということも伝わって参りました。
 大切に、感謝して、何よりそれぞれの野菜が最もおいしく変身するようにお料理して頂きたいと思います。
 本当にありがとうございました。

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2)有限会社サンク・センス 代表取締役 松浦 尚子様

 松浦様は、前回の記事でもご紹介した通り、日本人では数少ない『ワインテイスター専門家』資格(ソムリエ資格よりもはるかにレベルの高い資格です)を取得されています。

 

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 千葉県の風戸様が自然農法で作られた美味しそうなお野菜を沢山いただきました。少しお聞きしていたものの、あまりの豊かさと丁寧なお手紙に驚きました。
ワインにも、有機農法の中でもより厳格で、月の満ち欠けとともに、農作業を行ない、特殊な肥料を施すビオディナミ農法があります。

※ ビオディナミ農法とは、土壌と植物、動物の相互作用だけでなく、太陰暦に基づいた「農業暦」にしたがって種まきや収穫などを行う等、天体の動きにも着目した農法のことだそうです。

 

 この農法の先駆者の一人に、ニコラ・ジョリーという人物がいて弊社でもワイン(白)を扱っておりますが、これまでの概念を変える素晴らしいものです。

  ※ ニコラ・ジョリー氏(1945年~)は、ビオディナミ農法の第一人者で、フランスの5大白ワインのひとつ「COULEE DE SERRANT」(ロワール地方)のオ-ナ-だそうです。

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 次回も引き続き皆さまからのご感想をご紹介します。

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 2013年6月27日(木)東京都芝公園にて撮影(撮影:高井伸夫)

 

高井先生にお声かけいただき、先日(6月10日)、18時より21時過ぎまで「銀座 徒然茶寮」にて知性コミュニケーションズ代表の小石原昭先生を囲む会に同席させていただきました。

参加者は以下の通り。

 
▼ザ・ウィンザー・エンタープライズ株式会社 代表取締役社長の窪山哲雄様
▼社団法人日ロ貿易協会会長の佐藤哲雄様
▼日本システムウェア株式会社 取締役会長の多田修人様
▼画家で、日展の評議委員、示現会常務理事を務めていらっしゃる成田禎介様
▼CONEX ECO-Friends株式会社 代表取締役社長の布施田次郎様
▼作家で、明治学院大学経済学部特命教授の山田真美様

そして

▼高井伸夫先生

 高井先生と長年親交を温めてこられた小石原先生は、1951年に河出書房に入社され、1954年に27歳の若さで若者向け新総合雑誌『知性』を企画、編集長を務められました。
 1957年に河出書房が倒産後は、先生が中心となって同年に知性社(現・株式会社 知性アイディアセンター)を創立。
 爾来、日本最初のPRジャーナリズムを創造・発展させてこられ、文化人・知識人をシンクタンクとして新しい情報産業を創成されてきた方。

 

小石原先生とは一昨年の11月、インド旅行にご一緒させて頂きましたが、決して清潔とはいえない現地の列車に何時間も揺られ、タージマハルを訪れられたこと、ホテルの朝食バイキングで朝から何皿も(机に置ききれずに、隣の椅子に置かれるくらい)たくさんの食事を持ってこられ、さらに完食されたことなど仰天することがたくさんありました。
岸信介元首相が80歳を過ぎ、朝からステーキを食していた、というエピソードを思い出しました。
その後も、小石原先生は、海外には頻繁にお出かけになられているようで、今年の1月~3月にかけても、ペルー、チリ、ウルグアイ、アルゼンチンと南米を周遊されたそうです。
さらに今月(7月)はスイス、来月(8月)はイギリス、9月にはベルギー、ルクセンブルク、12月にはカリブ海と世界を漫遊されるとのこと。

 

86歳にしてますます精力的に活動していらっしゃる姿を拝見し、

「50,60鼻垂れ小僧、70,80働き盛り」

という言葉を思い出した次第。

この言葉は

「90になってお迎えにきたら、百まで待ってと追い返せ」

と続くのですが、先生に限っては90、100になってもそのまま変わらず働き続けていかれるように思われます。

小石原先生も、高井先生も、あるいは高井先生からご紹介いただいた多くの方とご縁を頂くことで70歳、75歳、80歳といった年齢のイメージを覆されるたび、都度、自分の未来が延長されたような気がして嬉しい心持ちがいたします。ますますお元気に、末永く最前線で活躍して頂きたいと心から念じております。

 

話は変わりますが、この会では例によって、多様な背景を持たれた皆さまが参加されていたこともあって、さまざまなテーマが話題に上りました。
アベノミクスについての見解から、古代史について、過去に訪れた名店や陶磁器の話を交えたグルメ談義など。その他、高井先生の法廷技術の話(もう少し詳しくお聞きしたかった)や、同じく多方面・他方面の人に対する巻き込む力にまで話は広がります。

すべての話を引き取り、最後に小石原先生が

「目に見えない経験を重ねることで企画力が身につけられる」
「好きな事だけをやって生きていけるのが一番楽しい」
「生まれ変わっても同じ生活をしたい」
「毎日が最高の一日」

 
という言葉が印象に残ると共に、私もかくありたい、と感銘を受けました。
終始、笑いの絶えない楽しい会でありました。
小石原先生、高井先生、ご出席なされた皆さま、ありがとうございました。

 有限会社セカンドステージ 代表取締役 鮒谷 周史)

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