高井伸夫先生とご一緒していて、驚嘆させられるのは、

常に思考と行動が同時並行で走っているところ。

 

大抵の場合、「思考」と「行動」の間にはタイムラグがあるものです。

(私を含め)平均的な人は考えてから、実行に移すまでに

相応の時間がかかります。

 

あるいはタイムラグがあるだけなら、まだ良いのですが、

「考えたけれども、いつまでたっても実行されない」ということも

往々にしてあるものです。

 

 

しかし高井先生は、思いついたことは一つ残らず、すぐ実行。

 

たくさんのスタッフの方々と即時、即座の連絡を取られることで

「思考」⇒「行動」の間に時間差がなく、

 

従って、頭に浮かんだすべての案件が細大漏らさず、

リアルタイムで実行に移されていく姿はまさに圧巻です。

 

 

一切の業務をひたすら前倒し、前倒し、前倒しで

処理されていくのですから、文字通り、

 

「1人で10人分の仕事をしている」

 

ことになるわけです。

 

その昔、「思考スピードの経営」という本がありましたが、

まさにその言葉を彷彿とさせるようなスピード感。

 

 

しかもそれを努力して行なっているのではなく、

完全に日常化され、習慣となり、無理している風もなく、

飄々、軽々、淡々と実行されているところにかえって凄みを感じます。

 

努力・頑張りの空気が身体から立ち昇ってきて、

あの人は努力しているなあ、頑張っているなあと周囲の人から

思われる程度ではまだまだ修行が足りない、ということなのでしょうか。

 

 

さらにこのスピード、密度で

盆・正月の休みもなく、

 

「50年近く続けてきた」

 

と言われたときにも驚愕しました。

 

「ただ見れば 何の苦もなき 水鳥の

足に閑(ひま)なき わが思ひかな」

 

の句を思い出したものです。

当たり前のことですが、横着していては、成果は出せないのですね。

 

 

何が高井先生をしてここまで駆り立てるのだろうと

不思議に感じることもありましたが、あるときから、

 

 

「ご縁の会った人に何かをして差し上げ

(それが情報であることもあれば、人の紹介であることも

あり、具体的なアイディアであることもあります)

 

それが成果につながり、その人が喜んでいる顔を

見るのが純粋に嬉しい。

 

さらに、よりたくさんの人に喜んでもらいたい。

それが大量行動として反映されるのだろう」

 

 

と思うようになりました。

 

私の憶測に過ぎませんが、当たらずとも遠からずと

思っております。

 

 

普通に生きているとなかなか間近に拝見することも叶わない、

超絶した生活に触れ、貴重な学びの場とさせて頂いていることに

ただただ感謝です。

 

また「学ぶことは真似ぶこと」と言われますが、

その姿勢や行動を模倣させて頂くことで、

自分自身が変わっていく実感を日々、味わっています。

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