医療法人社団丹伎会 丹羽クリニック 院長 丹羽 正幸先生(その2)

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(2011年11月6日(日)朝7時2分 東京都渋谷区代々木公園にて雨上がりの薔薇を撮影)

 

さて、前回に引き続き、医療法人社団丹伎会 丹羽クリニック院長丹羽正幸先生についてご紹介いたします。

 

「丹羽式統合医療」の目的は、「病気の根本治療」にありますが、「丹羽式正體術」以外に、丹羽クリニックの提携施設として「アスクレル-ム」「温熱免疫ルーム」、「音楽音響ルーム」、「TRUE HANDS(正顔・フェイシャル・フットケア)」等があります。今回は「アスクレルーム」をご紹介したいと思います。

 

「アスクレルーム」の「アスクレ」とは、ギリシャ神話に出てくる医神「アスクレピオス」(優れた医術の技で死者すら蘇らせ、後に神の座についたとされる。)を語源としているそうです。ギリシャ医学は、身体の自然治癒力を重視しており(人間に自然治癒力があるとする考え方自体の歴史は非常に古く、世界三大古典医学といわれているインド医学<アーユルベーダ>、中国医学、ギリシャ医学などに共通しています)、丹羽先生も自然治癒力を高める為のシステムを構築した治療を実践なさっています。

 

 

「アスクレルーム」の五大機能は、下記の通りです。

 

① 細胞の活性化
細胞のエネルギー代謝を高め、新陳代謝を促進する

 

② リンパ球数の増加
免疫力、自然治癒能力、自己治癒能力が高くなる
人間の免疫力、自然治癒力等は、非常に高度で精密なシステムになっているそうです。免疫機能を担っている要素の例としては、この「リンパ球」が挙げられるそうです。「リンパ球」というのは総称であり、現在のところ「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」「B細胞」「T細胞」などが知られているそうです。ナチュラルキラー細胞は腫瘍細胞やウイルス感染細胞を直接撃退する力を備えていて、B細胞は体液性免疫や抗体産生に、T細胞は細胞性免疫に携わっているそうです。

 

③ 血管の拡張
身体の隅々まで血液を行き渡らせる

 

④ 筋肉の弛緩
血液の巡りをスムーズにする

 

⑤ 副交感神経の刺激
脳をリラックスさせ、ストレスを緩和させる
人間の「自律神経」は、正反対のはたらきをする「交感神経」と「副交感神経」の2つの神経から成り立っているそうです。「副交感神経」がはたらくのは、睡眠中、リラックスしているとき、ゆったり過ごしているときで、昼間の活動によってたまった疲れや、体に受けたダメージを、「副交感神経」に切り替わった睡眠中に修復して元気な状態に戻す、いわゆる「からだの修復」が主な役割だそうです。

 

「細胞の活性化」「リンパ球数の増加」「血管の拡張」「筋肉の弛緩」「副交感神経の刺激」という5つの機能によって、人が持っている治癒能力が最大限に高まる、人の細胞が賦活(ふかつ)化する、これが「細胞賦活化療法アスクレルーム」と呼ばれる所以なのですが、丹羽先生は次のようにお話なさっています。

 

〈まず、アスクレルームは細胞賦活化を目的とした装置です。細胞の賦活化とは、細胞ひとつひとつを活性化させるという意味です。約2年間に亘り、数多くの利用者のデータをもとに、気圧の調整方法を研究し、工夫して、「最も効果的で、なおかつ最も副作用の少ない(耳の痛み・頭痛・めまい・脳貧血等にも配慮した)方法」へと改善を続けています。ただし、「気圧を高くすること」はなく、「気圧を低くするか、低くしたものを戻す」という調整を繰り返しており、現在のところは最大限に気圧を低くしても飛行機の中と同じ程度としています。酸素濃度に関しては、気圧の調整に伴って自然に変化させているものであり、人工的に酸素の充填や抽出を行っているものではなく、大変ナチュラルなものです。〉

 

つまり「アスクレルーム」は中身の気圧を常に変化させ続けるということなのですが、ルームの外よりも気圧が高くならないという基本方針の下、酸素の量を減らしたり戻したりを繰り返します。一番低い酸素濃度は、飛行機の中と同程度だそうです。飛行機の中と同程度になると、およそ人間は防御機構を持っていて、簡単にいうと低気圧でも耐える身体になっていくということです。

 

「防御機構」とはどういうことかといいますと、「アスクレルーム」内では気圧が低下しますが、これは人間が、自分の力で、常に一定の身体条件(外的条件が変わろうとも、常に一定の身体状態でいられるようにすること。)を保つようにする仕組みです。これは、人間の身体には外部の条件が変わろうとも自分の身体の状態を維持しようとする「余力」が残っていることを意味していて、これは人が持っている「生命力」です。「アスクレルーム」では、この「生命力」を引き出し、エネルギーの生産効率を上げることができるということです。

 

気圧を戻すということは、酸素の少ない状態から通常の酸素量へ復元するということになります。酸素の少ない状態とは、身体が酸素を渇望していることですので、気圧が少ない状態から通常の気圧に戻るときは、細胞の酸素の吸収力、細胞の利用効率が上がるということです。「アスクレルーム」で一番大事なことは、絶えず気圧を変化させていること、すなわち生体防御反応が絶えず機能していくということです。気圧を固定するとその気圧に慣れてしまった身体になってしまうことになりますので、そうならないために気圧を常に変化させることが重要だと思われます。

 

「アスクレルーム」に入ると、人間の体内では、薄くなっていく空気に対し、血管が拡張し、血液を体の隅々まで行き渡らせ身体の全細胞に酸素を効率よく運搬して身体を守ろうとする生体反応がおこります。それゆえ身体が温かくなり、それだけではなく血流が良くなり、脳への血流もよくなり、副交感神経が優位に働きます。副交感神経が優位に働くということは、身体をリラックスさせるということだそうです。具体的にいうと「眠くなる」「筋肉の緊張が和らぐ」「イライラしにくくなる」といったような効果があるようです。

 

 

私も丹羽先生と提携されている虎ノ門の「アスクレルーム」で何度も体感いたしましたが、私が「アスクレルーム」の施術を受ける時間は、私にとっては「睡眠時間」といってよいでしょう。「アスクレルーム」それ自体は、眠気を強く促す時間ではないのですが、副交感神経が活発になるからリラックスして、私は眠くなってしまうのです。

 

虎ノ門アスクレルームブログ http://ameblo.jp/ascletora

 

また、私たちは日常において「深呼吸する」という行為がありますが、深呼吸には副交感神経を強めてリラックスさせるという効果があるようです。たとえばラジオ体操の中に「深呼吸する」という行為がありますが、最後の深呼吸を必要と感じないならば、体操を十分に行ったとはいえないそうです。つまり、体操によって疲れた筋肉に酸素を補給することが最後の深呼吸で、また、最初の深呼吸はこれから動かす筋肉に酸素を与えるために必要な行為であり、眠っていた筋肉をおこしてあげる意味があるそうです。こういった意味において、体操には必ず深呼吸が必要なのです。ラジオ体操の中で最初と最後に深呼吸がありますが、これは意味もなく入っているのではないということです。

 

丹羽先生の「アスクレルーム」は、新宿と虎ノ門のほか、今月新たに調布市若葉町(京王線仙川駅)の湯けむりの里仙川店が開業されています。また、「アスクレルーム」によって体調改善された方々が、新規に設置を各地で企画されているそうです。海外からも、設置意向がもらされているそうです。丹羽先生は、様々な疾患で悩まれている方々により良い治療方法を提案することをご信念にされています。丹羽先生のご信念を具現化する一環として、アスクレルームを多店舗展開するにあたっては、アスクレルーム株式会社取締役社長 服部新一様が大いに協力されているようでございます。

 


最後に、「アスクレルーム」が行っている「酸素濃度が低い状態から通常の酸素量に戻る変化を繰り返すこと」は、まさに地球の歴史そのものをたどることだという考え方に感銘を受けました。つまり、丹羽先生は以下の様におっしゃっています。

 

<地球は、46億年前に誕生し、36億年前に海水の中で生命が誕生しました。27億年前に、太陽光を用いて海水を分解し、エネルギーを産生する細菌群が出現しました。そして、20億年前に初めて酸素が発生しました。生物は酸素を利用してエネルギーを効率よく作ることができるようになったのです。しかし、その頃の酸素濃度は現在の酸素濃度(21%)の10万分の1であったそうです。6億年前になるとやっと酸素濃度が1%になり、現在に至っているということです。> 

 

酸素の少ない状態から通常の酸素量に戻るという変化によって、血管が拡張し、血液を体の隅々まで行き渡らせ身体の全細胞に酸素を効率よく運搬して身体を守ろうとする生体反応から身体が温かくなり、それだけではなく血流が良くなり、脳への血流もよくなり、副交感神経が優位に働く等の効果が得られるということは、自分の小さな肉体が、地球の歴史をたどり、宇宙の歴史をたどり、宇宙との一体感を味わうことであるのだと思います。言いかえれば、人間は宇宙の一つの存在に過ぎないのです。

 

次回は、丹羽先生が「丹羽式統合医療」で特に実績を挙げられているアトピー性皮膚炎について等をお話ししたいと思います。

コメント(1)

いつも興味深く読ませていただいております。

私は、健康を取り戻す過程でイメージトレーニングを行いましたが、
その中に「深呼吸」の仕方が盛り込まれておりました。

深呼吸をしっかり行う→体温を自分でコントロールできるようになる。
これが自然治癒力を上げてくれた一つの要素になったと体感しています。

空気(酸素)と水と米、
これがしっかりしていれば……。

ありがとうございます。

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